おかもと耳鼻咽喉科

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アレルギー性鼻炎・花粉症の治療

レーザー治療
 

アレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜の中で起こるアレルギー反応によるものです・その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が生じます。粘膜で起こる反応ですから目やのどでも認められます。この場合は、目のかゆみ、のどの違和感、咳といった症状があらわれます。これを、アレルギー性結膜炎、アレルギー性咽喉頭炎といいます。

レーザー症例写真

レーザー治療は、鼻の中の粘膜の表面を、レーザーを使って焼くことで、このアレルギー反応の起こる場所をへらし、その結果、アレルギー症状を軽減させるものです。また、鼻の粘膜が肥厚していて、鼻づまりが強い人でもその程度を軽減させることができます。通年性アレルギー性鼻炎(ハウスダストやダニなどのアレルギーによるもの)の人にはよい適応になります。また花粉症にも効果があります。ただし花粉症の場合は手術をする時期があります。だいたい花粉の飛散し始める1ヶ月前頃にお勧めします。杉の花粉症なら遅くても2月のはじめまでにする必要があります。予防法のひとつですから、飛散し始めてからは、あまりしないほうがよいと思います。

手術は通院でできます。鼻の中に麻酔液を浸したガーゼをしばらく置いておくだけの表面麻酔で行います。痛みは軽度で、麻酔の時間を含めて約30分で終わります。手術後、かさぶたがついてきますので何度か掃除に来ていただく必要がありますが、2週間程で焼いた粘膜はきれいになり鼻の症状もよくなってきます。費用は3割負担の方で約6000円かかります。

お薬による治療
 アレルギー性鼻炎に対して最も広く行われている治療方法です。抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服、ステロイドの鼻内噴霧等がこれに当たります。近年、アレルギーのお薬は非常に研究、開発が進んでいます。「アレルギーの薬は眠気があるから」とか、「お薬は副作用があるから」と思われている方も多いと思います。眠気の少ない薬もありますし、鼻に薬を噴霧する点鼻療法、漢方薬による治療等、薬物療法だけでもいろいろな方法があります。大切なのは自分にあった方法を見つけることです。
免疫療法

アレルギー性鼻炎の原因となっているアレルゲン(杉花粉症ならスギのエキス)を、極薄い濃度から、皮下に注射することで、アレルゲンに対して体をなじませていく方法です。自分の免疫力によるものなので薬物療法とちがい体質改善をはかるものです。通年製アレルギー性鼻炎では、ダニ、ハウスダストで、また花粉症では、スギ花粉症に対して行っています。

実際の方法としては、最初は1週間に1回ずつの注射で、初めは極薄い濃度で少量のアレルゲンを注射し、数ヶ月をかけて徐々に濃度を上げていきます。一定の濃度の注射量(維持量といいます)に達すると、徐々に注射の間隔をあけていき、最終的には2ヶ月に1回程度の間隔で治療を継続していきます。だいたい半年程度で2週間に1回、1年後には1〜2ヶ月に1回の注射になります。

長所としては、アレルギーを治すことが期待できる点にあります。お薬による治療ではアレルギーを治癒させることはできません。場合によっては、一生使い続けなければならないことになります。効果は、個人差がありますが、通年性アレルギー性鼻炎で、70〜80%、スギ花粉症で70%前後の効果を期待できます。通年性アレルギー性鼻炎では、だいたい6ヶ月目ごろから効果がでてきます。スギ花粉症の場合は、翌年の花粉の飛散時期までには維持量にしておく必要がありますから夏までには開始しておく必要があります。アレルギー性鼻炎は自然治癒(治療をせずに治ってしまうこと)がほとんどない病気なので、積極的に取り組んでいただきたい治療方法です。注射の治療方法ですから、注射が続けられる年令(小学生2〜3年生ぐらい)から始められます。

短所としましては、定期的に通院しなければならないことです。特に、最初の数ヶ月は 毎週1回の通院が必要です。また、効果が出てくるまでに時間がかかりますし、効果の出ない人もなかにはあります。それから免疫療法自体は副作用のない治療法ですが、アレルギーの原因となっている物質を注射するわけですから、アレルギー反応が一時的に強く出すぎてしまう場合があります。そのような場合、喘息様の発作(咳が出て息苦しくなる)や、蕁麻疹がおこります。ほとんどの場合は、注射後30分以内に起こってきますので、注射をしてから30分ぐらいは院内にとどまり異変がないか様子をみる必要があります。根気強く続けていくことが大切な治療方法です。